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店長野田のVAIO typeZ SSD化計画その3(使用上の注意) [VAIO]

店長野田のtypeZ、SSD化して、2日たったが、相変わらず
絶好調で、サクサク♪

20081114ssd08.jpg

とはいえ、Windows Vistaは、正式にSSDをサポート
というか、対応というか・・・していないため、いくつか
使用上の注意が必要。

●SSDは、デフラグ不要

カセットテープや、ビデオテープなどのテープモノは、
連続的な書き込み&読み取りしかできないため、
ランダムアクセスができない。

それに対して、CDやDVD、そして、HDDなどの
ディスクモノは、断続的な書き込みや読み込みといった、
ランダムアクセスが可能なのが、特徴。
とはいえ、ディスク上に書き込まれたデータは、断続
的よりは、連続的なほうが、ヘッドの移動距離が少なく
なるから、速度も速くなるし、故障も少なくなる。
ということで、パソコンでは、データが散らばって断続的
(断片化)になっているのを、定期的に連続的に整理整頓
する作業=デフラグが必要。というか、デフラグしてやった
ほうがより快適になる。

さて、、、話は変わって、SSDについて。
SSDには、以前も少しふれたが、書き込み回数制限が
ある。そのため、同じところに何度も何度も書き込む
よりは、SSD内のメモリ全体に、マンペンなく書き込むほうが
よりSSDの寿命が延びることになる。
また、SSDは、ディスクではなく、メモリタイプのため、
ヘッドが存在せず、データが断片化していても、速度には
影響はない。まとめると、
 ・SSDは、マンベンなく、データ書き込みするほうが長寿命。
 ・SSDは、断片化していても、速度に影響はない。

ってことで、SSDは、デフラグしてはいけない!

最近のSSDでは、マンベンなく書き込むようにコントロール
されているくらい。

さて、、、またまた話は変わって。。。
Windows Vistaでは、なんと、デフラグが「定期的に」、そして、
「自動的に」行われるように、「最初から」、スケジュールが
組まれている!!!!
SSD化した場合は、このスケジュールを停止しておく必要が
あるわけだ!!!

20081117ssd2.jpg
↑ドライブのプロパティから、ツールタブを選び、
 最適化するをクリック

20081117ssd1.jpg
↑「スケジュールどおりに実行する」のチェックを外し、OKを。

是非、SSD化した場合は、忘れずに、スケジュールをはずしておこう。

なお・・・typeZで、SSDが最初から搭載されているモデルを買った人も
スケジュールをはずすのを忘れずに。なんと、工場出荷状態で、
SSD搭載されているにもかかわらず、スケジュールが組まれている
ので^^;

※Windows Vista SP1から、SSD搭載時は、自動的にデフラグしない
 ようになったという噂もあるが、裏がとれない。念のため、
 スケジュールをはずすほうが賢明かと。たいした作業じゃないし。

●メモリは、できれば、最大の3GBほしい

SSDは、書き込み回数制限があるため、無駄な書き込みは
さけたい。
そのため、メモリは、Windows Vista(32bit)の使用可能上限の
3GBめいっぱい搭載しておき、少しでも、スワップを防ぐ方が、
書き込み回数減少につながる。

●SSD完全対応は、次期バージョンWindows7から・・・。

以上のように、Vistaでは、デフラグの件のように、今ひとつSSDに
対応できてないと思われる。
↑で、SSD側で、データ書き込みをできるだけ、マンベンなくするよう
にしていると書いたけど、それも限界がある。
というのも、一回書き込んだデータを、Windowsでゴミ箱へポンして
削除したとしても、その情報を、Vistaでは、SSD側へ情報伝達
するしくみにはなっていないという。。。
また、VistaをメインOSとして、使うようになってから気づいたけど、
なんにもしてなくても、Vistaって、やたらとディスクアクセスが多い。
このあたりも、SSDへの配慮ができていないんじゃないかなと。

Windowsの次期バージョンの「Windows7」では、そのへんも含めて、
SSDに対応するようで、「SSD」と「HDD」は、ベツモノとして管理
するようだ。
さらに、Vistaでは、必要ディスク容量が20GBと大きく、すっかり
価格のこなれた8GBや16GBのSSDでは、インストールすること
すらできない。それに対して、Windows7では、8GB程度で
動作するという話もある。かなりのスリム化はまちがいない
ようだ。

●Vistaで、SSD使用はオススメじゃないの?

なんか、これまでの流れでは、そうとられても仕方が
なさげだが。。。
↑で書いた注意点を理解して使用すれば、この爆速っぷりを
体感すると、店長野田的には、もうどうにもHDDには
もどれなくなってしまった。
また、最大のネックだった価格面でも、実質120GB前後が
4万円くらいで入手できるし、typeZのカスタマイズでは、7万円で、
さらに爆速のRAID構成のSSDが手に入ることを考えると、
十分検討の余地はあると思う。

ということで、typeZ、typeTの検討時には、是非、SSDも選択肢
にいれてほしいなぁ。。。

typeZのシミュレーションはこちら
typeTのシミュレーションはこちら

 

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タグ:VAIO typeZ SSD
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